タイムレコーダーはメリットとデメリットの両方を知った上で導入を


労働時間を正確に把握しやすくなるのがメリット

タイムレコーダーを導入することで得られるメリットは「従業員の労働時間を正確に把握しやすくなること」です。従業員に出勤した時と勤務が終わって仕事場を離れる時にタイムカードに打刻してもらえば、勤務を始めた時刻と終えた時刻がわかります。そして、これら2つの時刻が正確にわかれば、その日の労働時間を計算することができ、1ヶ月分のデータが集まれば時給をもとにした給与や残業手当の計算も可能です。打刻は従業員にとって面倒な作業にはならないため反対意見もでにくく、導入する場合にハードルになるのはほぼ費用面だけといっても良いでしょう。

時刻を誤って報告される可能性があるのがデメリット

タイムレコーダーにはデメリットがいくつかありますが、その中でも特に大きなトラブルになる可能性があるのが「勤務時間が誤って報告される場合があること」で、旧式の製品を利用するとこのデメリットが生じる可能性がより大きくなります。打刻の作業は従業員任せになりがちで、監視する人がいなければ仕事場に来ている間いつでも打刻することができ、また本人以外の従業員がタイムカードを押すこともできてしまいます。これによって起きるトラブルが始業および終業の時刻の誤報告です。

始業や終業の時刻が誤って打刻されると、労働時間や各種手当の計算もすべて誤った内容になってしまいます。タイムレコーダーは一度打刻してしまうと訂正が不可能であるため、誤りが発覚したときに本来の時刻に修正し直すにはタイムカード以外の証拠が必要になります。打刻の不正が起きないようにするには、ICカード式や指紋認証式の製品に切り替えたり、勤怠管理システムを導入する必要があるでしょう。

タイムレコーダーは、従業員の出退勤の時間を正確に記録するだけでなく、残業や有給休暇などをめぐるトラブルを避けられるというメリットもあります。